月別アーカイブ: 2014年9月

ミルフィーユ包丁って何?

 

合羽橋道具街を取材したテレビ番組の中で

ミルフィーユ包丁が取り上げられました。

それ以来、お客様からの問い合わせが大変多いのですが

困ったことにその意味が正しく伝わっていないようです。

ネットへの書き込みでも誤った解説が横行しているためでしょう。

イメージ 墨流2縮小

 

 

 

 

 

そもそも、ミルフィーユ包丁とは

正しくは積層鋼またはダマスカス鋼と呼ばれるもので

ステンレスの洋包丁では

粉末ハイス鋼VG10コバルト鋼のような

高級鋼材を芯材として

それをステンレスとニッケルで何枚にも重ね合わせたもので

日本刀をイメージさせるその模様から

海外のお客様に大変人気があります。

 

元となる鋼材は最近でこそ新潟でも作られていますが

そのほとんどが福井県の武生特殊鋼材という会社で作られ

その鋼材を仕入れた全国の刃物メーカーが

包丁として製品化しているものです。

 

ダマスカス鋼の名前の由来は

シリアのダマスカスでその昔

インドで採掘された鉄鉱石を原料に刃物を作ったところ

結果的に縞模様の入ったものができたために

後年、意図的に模様を入れた鋼をダマスカス鋼と呼んでいるのです。

 

ですからダマスカス鋼とは金属そのものを指すのではなく

模様入りという意味なのです。

 

確かに高級ステンレス鋼を使用してはいますが

積層にすることで機能的に優れるということはありません

 

むしろニッケル部分が腐食に弱く

あまり手入れが悪いと錆が発生しますので

お気を付けください。

http://kap-kam.com/shop/catalog/default.php?cPath=41

 

被災地復興支援義援金のご報告

 

3月11日から9月11日までの

研磨スピードサービス分の 280,000円と

R45売上金の10%分の49,220円

合計金額 329,220円を

日本赤十字社を通じて被災地に送金しました。

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これで平成23年3月からの累計額は 1,562,393円となりました。

R45シリーズの生産はハンドル材が入手困難となったため

やむなく終了しましたが、

研磨のスピードサービス

更に研ぎ澄まされた技術に磨きを掛けて

今後も継続してまいりますので

皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

「かっぱ橋道具まつり」と救命講習会

 

今年も10月7日(火)から13日(祝)まで

恒例の「かっぱ橋道具まつり」が開催されます。

 

期間中は大勢のお客様がいらっしゃるので

かっぱ橋の組合では毎年、AEDを使用した救命講習会を開催して

組合員に参加を呼びかけています。

 

今年は浅草消防署主催の防災救急フェアがありましたので

それに参加してきました。

2014090710100000.jpg

 

 

 

 

 

 

 

AEDは使用法を機械が音声案内してくれる優れた道具ですが

心肺蘇生の手順などは

結構忘れてしまうものですね。

 

マネキンを使用した訓練でも難しいのに

いざという時に落ち着いてできるのか心配です。

 

時々は講習テキストを読み返してみようと思います。