月別アーカイブ: 2014年12月

ドイツ製の包丁は何故切れないの?

 

切れないのではありません。

切れるようにしていないのです。

 

昔、世界的に有名なドイツのメーカーの日本代理店に依頼されて

包丁の刃先の仕上げ直しをしていました。

もう一方のドイツのメーカー

こんな切れ味では日本市場では受け入れられないと忠告したのですが、

顔を剃る訳ではないので必要ないと聞く耳を持ちませんでした。

 

和食ユネスコ世界文化遺産に登録されるほどガラバゴス化した食文化です。

こんなに繊細な料理を作る民族は世界的にも稀で

包丁に対する切れ味の要求が高いのです。

 

世界的には多民族の食文化があって

硬い物を乱暴に叩き切るような調理法をする人々が大勢いるわけで

その要求に応える製品づくりをするには

切れ味を犠牲にしても先ず刃が欠けないことが第一なのです。

 

切れる包丁というのは刃先が薄くできていますので

欠け易いというリスクがありますが、

刃先が厚い包丁切れ味が悪いけれども

欠けにくいというメリットもあるのです。

欠けることは即、不良品と受け取られますので

世界市場を視野に入れて製品づくりをするメーカーでは

とりあえず欠けにくい包丁を作るのです。

 

今までの安い包丁切れ味に不満を抱いて当店に買い物にいらっしゃるお客様には

良い包丁ほど刃先を薄く仕上げてあり

良く切れる けれども欠け易さもあるので

「今までの包丁は硬いもの用として兼用してください。」と

お勧めしています。

 

お話を世界市場に戻すと

独自の食文化を形成してきた日本では

新品のときからメーカーにハイレベルの仕上げを要求し

硬い鋼を丁寧に砥石で研いで繊細な調理法で使いこなしてきたのです。

 

ところが、世界的に日本料理が普及して

それに伴って日本の料理人達日本の包丁を世界中に持ち出したことで

その切れ味が新しいスタンダードとなり

従来のドイツ製の包丁の切れ味に満足できなくなってしまい

日本の包丁が世界的な注目を浴びるようなったのです。

 

このような状況に対応するために

ドイツ最大のメーカーは現在、その製品の80%を日本の工場で製造しています。

日本法人の社長が包丁オタクのせいもあって

今では、トップレベルの仕上げが施されています。

 

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弊社に持ち込まれた珍しい木製ハンドル時代のPro Sの修理品。

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刃元の出っ張りを修正しました。

 

 

クリスマスプレゼント

 

当店では数年前から海外のお客様が大変多く見受けられます。

マスメディアの当店への取材テーマも

ほとんどが外国人観光客に関するもので

先日も大手新聞社の取材がありました。

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この時期になると海外のお客様の購買目的は

クリスマスのプレゼント用です。

早い方では、10月頃から

プレゼント用に買い求めて行く方もいらっしゃいました。

当店では手彫り名入れのサービスをしておりますので

皆さん、ご両親、ご兄弟、お友達へのプレゼントとして

纏め買いをなさって行きます。

 

私も先日、弊社商品を取り扱っていただいている港区広尾のarobo さんで

かわいいサーファー箸置きと小皿のセットを見つけました。

サーファー箸置きセット

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスプレゼント用に最高です!