2016.03.25
某有名包丁メーカーが無責任に研磨永久無料保障と称して
カタログ販売した包丁の研ぎを請け負っている。
包丁メーカーが研磨を拒否した為に
販売した通販会社が困って依頼してきたのだが、
そんな無責任な保障などできるはずがないのは
包丁メーカーなら判っていたはずだ。
包丁は研ぎ続ければ幅が狭くなり
刃肉が厚くなって丁寧に研ぎ直そうと思えば
厚みを落とす作業が必要になり益々手間が掛かる。
そんな安易な保障などできる訳はないのである。
そんな無責任な包丁メーカーを信じて販売してしまった
通販会社は気の毒である。
研ぎに限らず、安易な長期保障などは
眉に唾をして聞いたほうがいい。
「何十年も研がずに使用できます。」なんて
包丁の切れ味に対する感覚は個人差があるから
いくらでも逃げ道があるので要注意だ。
そんな金属があったら
飛行機も新幹線も定期点検など必要ない。
2016年3月25日から復刻
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