2024.10.22
SPG STRIX(スーパーゴールドストリックス)とは、日本の(株)武生特殊鋼材が製造した、ステンレスの鋼材の一種です。包丁の鋼材として非常に優れ、注目を集めています。以下にその特徴をまとめます。
①高硬度と研ぎ易さ
粉末治金法で製造されるため、粒子が均一な構造をしています。これにより、HRC63を超える非常に硬い鋼材となり、刃を保つことに貢献します。また、従来商品化されているSPG(スーパーゴールド)やZDPなどのハイス鋼より、研ぎ易い材料に仕上げてあるため、メンテナンスもし易いです。靭性も含んでいるため、鋭利で薄い刃にも対応できます。ハイス鋼の中でもさらに細かい炭化物がこのような作用を可能にしています。包丁に最も適した特徴を有していると言えるでしょう。
②錆びにくい
上記の性能の他に、従来のハイス鋼よりも錆びにくいという特徴があります。元々、ハイス鋼は炭素量も多く、ステンレスの中では錆やすい分類に入ります。ですが、このストリックスはその点も優れているため、メンテナンスもし易いのです。
「SPG STRIX」は耐久性、耐錆性、摩耗性に優れ、バランスの良い鋼材です。特にプロの料理人や拘りのあるユーザーにお勧めの商品となっております。少し価格は高くなりますが、ご満足頂ける品質の商品です。
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