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2023.10.02

円砥石

円砥石(えんといし)は、刃物を研ぐための研磨具の一種で、その名前の通り円盤状の砥石を指します。円砥石は、包丁や鉋、鋏などの刃物を研ぐ際に使用され、刃の鋭利さを回復し、切れ味を向上させます。円砥石はさまざまな粒度や材質で提供され、用途や好みに応じて選択できます。

以下は、円砥石の一般的な特徴と使用方法についての情報です。

  1. 粒度: 円砥石には異なる粒度があり、粗目から中目、仕上げ目までさまざまなものがあります。粗い砥石は傷を取り除くのに適しており、細かい砥石は切れ味を仕上げるのに向いています。
  2. 水を使用: 円砥石を使う際には、通常、水を砥石の表面にかけて摩擦熱を抑え、刃物を研ぐ際の摩擦をスムーズにします。
  3. 正しい角度: 刃物を円砥石に対して正しい角度で保持することが重要です。角度は刃物の種類や用途によって異なりますが、通常、15度から30度の範囲で研ぐことが一般的です。
  4. 均一な研ぎ: 円砥石を使用する際には、均一な圧力で刃物を研ぐことが大切です。均等な研ぎを行うことで、刃の仕上がりが均一になります。
  5. 仕上げ作業: 粗めの砥石から中目、そして仕上げ目の順に刃物を研ぐのが一般的です。仕上げ目の円砥石を使うことで、最終的な鋭利さを得ることができます。

円砥石は刃物の研磨に広く使用されており、正確な技術と練習が必要です。また、円砥石の選択は用途や刃物に合わせて行う必要があります。包丁や刃物の研ぎ方について不安がある場合は、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。